作家紹介
「キレイ」
私は瞬時に感じる「キレイ」（視覚）を信じている。
作業をしている最中に生じる「キレイ」の連続が
うねりのような高揚感になり、作品を前進させる
時々疑ってみたりもするが、結果作品は完成する。
「キレイ」は作る衝動の源だ。
この「キレイ」という言葉は
物語や叙情性、何か特別なメッセージを含むものではない。
ただひたすら表面の増殖を繰り返し
「キレイ」の瞬間を固めていく。
そこには何もない。
またこの「キレイ」の感覚は必ず身体を通過していくので
作品に体の要素が加わる事も結構ある。
これからは表面だけではなく外側と内側という視点ももちながら
取り組んでみたいとも考えている。
過剰に装飾する事で、逆に意味を持たない装飾へと変化させています。
本能的にただひたすら眼で装飾を楽しむ行為は、私の作品には欠かせない要素でもあります。
村山留里子
個展
1996
色のおしえⅠ、ギャラリーイヴ、東京
色のおしえⅡ、ギャラリーアート倉庫、東京
1997
色のおしえⅢ、スペースエヌズ、東京
1998
色のおしえⅣ、SK画廊、東京
2002
村山留里子、ビューイングルームヨツヤ、東京
奇麗の塊、ナディッフ、東京
2003
奇麗の塊、ホワイトキューブ京都（巡回展）、京都
2004
美しい補正、H.P.フランス・ウインドウギャラリー、東京
愛のドレス、ギャラリースピークフォー、東京
2005
彼の世へ続く風景、山本現代、東京
ビスチェとドレス、高橋コレクション、東京
2006
永遠のめまい、フォーエバー現代美術館、秋田
夫人のコレクション、project room sasao、秋田
肥料薔薇、エス・アンド・オー、東京
2007
気高い手、山本現代、東京
2009
色とマント、山本現代、東京
2010
作品と場、金沢アートグミ、金沢
2012
MASK、project room sasao、秋田
2013
果てしなく近い楽園、秋田県立美術館、秋田
グループ展/アートフェア参加等
2001
オプ・トランス！、KPOキリンプラザ大阪、大阪
2002
構成された布切れ展、神戸ファッション美術館、兵庫
2004
六本木クロッシング、森美術館、東京
大阪アートカレイドスコープ、大阪府立現代美術センター、大阪
Offcina Asia、ボローニャ現代美術館、イタリア
2005
Women artists in a nexus of art fashion、ユネスコ、パリ
オルタナティブ・パラダイス、金沢21世紀美術館、金沢
2006
ロエベ160周年記念コンテンポラリーアートエキシビション テイク・ミーウィズ・ユー、Circulo De BellaA、マドリッド、スペイン / 森美術館52階ギャラリー
縄文と現代-2つの時代をつなぐ『かたち』と『こころ』、青森県立美術館、青森
2007
美麗新世界：当代日本視覚文化、北京大山子芸術区798、北京
布をめぐる旅展、高松市歴史資料館、高松
2008
ネオテニー・ジャパン、霧島アートの森、鹿児島 /札幌芸術の森美術館、北海道 /上野の森美術館、東京 /新潟県立美術館、新潟 /秋田県立近代美術館、秋田(09年)（以降巡回）
プサンビエンナーレ、プサンミュージアムオブモダンアート、韓国
府中ビエンナーレ トゥルーカラーズ 色をめぐる冒険、府中市美術館、東京
2009
Parabiosis、ソカアートセンター北京
スティッチ・バイ・スティッチ -針と糸で描くわたし-、東京都庭園美術館、東京
Shift - 揺らぎの場、金沢21世紀美術館、金沢
FMOCAコレクション展-Quality Of Life?ー、フォーエバー美術館、秋田
2010
BASARA展、スパイラルガーデン1F、東京
2011
リクエストトップ30ー過去10年間の歩み、高橋コレクション日の出、東京
蔵とアートをめぐる『ネオ・クラシック！カクノダテ』、太田家米蔵、秋田
2012
ネオ・クラシック！カクノダテ、安藤家、秋田
パラレル・ファーイースト・ワールド、A4 Contemporary Arts Center、成都
2013
LOVE展：アートに見る愛のかたち-シャガールから草間彌生、初音ミクまで、森美術館、東京
2014
繋ぐ術「田中忠三郎が伝える精神」、十和田市現代美術館
2015
COSMOS-INTIME 〜内なる宇宙-高橋コレクション展、パリ日本文化会館
その他の主な活動/仕事歴
コミッションワーク
2011 グランドハイアット東京、東京
パブリックコレクション
高橋コレクション
金沢21世紀美術館
森美術館
フォーエバー現代美術館
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